耐圧ホースメーカーのトヨックス（富山県黒部市、中西誠代表取締役社長）は、9月13日にタイの主力代理店14社、9月20日にはインドネシア主力代理店及び有力販売店32社をタイ工場（タイ・チョンブリ県アマタナコン工業団地）に招待し、「創業50周年 感謝の会」を開催した。中国ではすでに6月に開催している。
この会には同社の中西社長が出席し、創業50周年の御礼をはじめタイ工場の見学、商品説明及び販促支援強化などの説明をし、主力代理店との連携をさらに強固なものにした。
同社では、創業50周年を機に、海外生産工場としては初めてとなるタイ工場での生産を昨年11月より本格稼働した。
同会では、タイ工場の見学もあり、最新設備の製造ラインや製品の品質保証、性能についても日本同様に物性等の比較実演を交え説明した。その後タイ工場の稼動による安定供給のための在庫デリバリー体制と日本人技術サービス員によるスピードサポート体制についても説明した。
さらに異常気象による水害等の災害時でもアセアン及び日本への安定供給できるように取り組んでいるBCP対策についても現場で確認した。このように今回のタイ工場見学によって、『アセアン市場に35年掛けて、既にユーザーまで浸透しているトヨックスブランドの信頼性』『メイド・バイ・トヨックス』を再認識した。
また、アセアン・中国市場において、国内でも配布している『世界標準として』のトヨックス 『ホース配管最適選定ガイド』を各国の言語で作成し、20万以上のユーザーキーマンへ情報発信を強化していく。さらにタイをはじめアセアン・中国でも配備している独自のホースドクターカーで有力店とユーザー訪問などの協働活動で現場改善を一層強化していくとし、主力代理店及び有力販売店に、今まで以上のユーザー販促の支援強化で機能品を浸透させ、拡販していくことを確認した。
同社は今後も定期的に各国で代理店会を開催し、ユーザー要望が多様化する中国をはじめとするアセアン各国で積極的に流通網を強化し、現場ユーザーからの改善要望に即対応できる販売ネットワークとの信頼関係をさらに強固なものにしていくとしている。
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