日本ベルト工業会がまとめた10月のゴムベルト生産実績によると、生産量は2941tで前年同月比4%増となった。内需は1974tで同2%増、輸出は966tで同7%増。
品種別ではコンベヤベルトは1795t、同8%増となった。内訳は内需が同6%増2ヵ月連続で増加、輸出は同11%増となり14ヵ月ぶりに増加に転じた。
10月のコンベヤ国内は、主要取引先の鉄鋼や石炭向けが引き続き堅調。輸出は、豪州を中心とする石炭産出国向けの不振が続いているものの、他の品目で産出が好調な地域の需要が回復したと見られる。
伝動ベルトは1146tで同2%減となり、14ヵ月ぶりに減少へと転じた。内需は同1%減、輸出は同11%減。内訳では歯付ベルトが同6%減、Vファンベルトが同2%増、その他ベルトが同1%増となった。
主要需要先の自動車生産が
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