クラレは９月２２日、オーストラリアのプランティック社と日本および韓国市場における総代理店契約を結び、バイオマス由来のバリア材料「ＰＬＡＮＴＩＣ（プランティック）」フィルムを国内展開すると発表した。
展開にあたり、10月７日から東京ビッグサイトで開催される国際包装展「ＴＯＫＹＯ ＰＡＣＫ ２０１４」に出展し、商品展示を行う。
同製品は、プランティック社が製造する特殊なコーンスターチ（デンプン）を主成分としたバリアフィルム。通常、ＬＤＰＥ（低密度ポリエチレン）やＰＥＴフィルムとのラミネートで供給され、生鮮食品の包装材に用いることで、食品の鮮度保持による食品ロスの削減を達成し、食品産業と環境保全両面に貢献する。
同製品は、酸素バリア性が高く生鮮食品包装に最適、成形性とヒートシール性に優れ既存の設備で加工が可能、透明性が高く視覚的に鮮度確認が可能、バイオマス由来、ＣＯ２の削減効果が謳えるなどの特徴がある。
