㈱ブリヂストンは、国内市販用タイヤ販売体制の再編を1月の全国統合2社体制に向けて進めてきたが、これまでの進捗状況を評価し、更なる経営体質の強化とスムーズな新体制への移行に向けて、再編内容を一部変更して実施すると昨年12月20日発表した。
同社出資の広域販売会社5社と国内市販用タイヤ販売部門の統合を半年前倒しし、11年7月1日とする。統合後の新会社には国内市販用タイヤ販売部門の大 半の機能を移管する。これにより、現在の「国内市販用タイヤ販売部門機能」と「広域販売会社機能」を一体化した、新しい役割を担い、名称を当初予定の「ブ リヂストン・タイヤ・セールス・ジャパン㈱」を改め「ブリヂストン・タイヤ・ジャパン㈱」に変更する。
広域販売会社5社がそれぞれ出資するリテール会社5社と、ブリヂストンが出資するブリヂストンFVS㈱を統合した新会社「ブリヂストン・リテール・ジャ パン」は、ブリヂストンではなく「ブリヂストン・タイヤ・ジャパン」の子会社とする。なお、統合時期は当初の計画通り12年1月を予定している。
2011年01月07日