住友理工は10月1日付けで、商号を「東海ゴム工業株式会社」から「住友理工株式会社」へ変更したの機に、新商号施行記念式典を開催した。
同社は商号変更に合わせて、「S(安全)・E(環境)・C(コンプライアンス)」の考え方を基本とする事業運営指針「住友理工グループ経営理念」も制定し、将来の飛躍に向けた新しい一歩を踏み出した。
同社は、従業員向けの新商号施行記念式典を本社・小牧製作所(愛知県)、松阪製作所(三重県)、富士裾野製作所(静岡県)で実施し、商号変更に伴う圧倒的なブランド力の獲得への決意や、「住友事業精神」「経営理念」に基づく業務遂行について、経営トップが説明した。
また、本社で行った除幕式では、西村社長をはじめとする取締役・監査役が出席し、新商号看板をお披露目した。
西村社長は「『住友理工』への商号変更をきっかけとして、新市場・新領域への事業展開を加速し、メガサプライヤーとして全世界に高品質な製品を供給する『グローバル・エクセレント・マニュファクチュアリング・カンパニー』への成長を目指す」と強調した。
同社は、世界的な信頼のブランドである「住友」を社名に冠することにより、強みである「高分子材料技術」を活用し、安全で快適な社会づくりに貢献していくとしている。