東洋ゴム工業は10月2日、北海道常呂郡佐呂間町で10月5日に開催される「2014 サロマ大収穫祭」(佐呂間町観光物産協会主催)の会場として、同社サロマタイヤテストコースの敷地を開放し、同イベントに協賛すると発表した。
サロマ大収穫祭は、佐呂間町観光物産協会が中心となり、農林水産物の一年間の収穫に感謝するイベントとして毎年秋に開催され、今年で第19回を迎える。同収穫祭は、サロマ湖産養殖ホタテやJA牛「ジャンボバーベキュー」など、同町特産品を提供する数十軒のテントブースが出店される。この佐呂間の海と山の幸を楽しむため、近隣市町村のみならず北海道内各地から、毎年1万人前後の人々が来場する道東有数の一大イベントとなっている。同社は第6回の開催時より、冬用タイヤの試験場として有しているサロマタイヤテストコース(1993年開設、24ha)の一部を会場として提供し、併せて同イベント開催への協賛をおこなっている。
同収穫祭では当日、同社もTOYO TIRESブースを設け、乗用車用スタッドレスタイヤ新製品「オブザーブ・ガリットギズ」(8月より発売)をはじめとする、同社製スタッドレスタイヤをラインナップして展示訴求する。
同社のサロマテストコースは、気温が低く降雪が比較的少ないタイヤのテストコース条件に適した気候を持つ、佐呂間町に開設された。東京ドームおよそ5個分の広大な敷地を有し、当社製スタッドレスタイヤが氷雪路でも安全に走行できる性能が確保できているかなどの実地試験を繰り返し行なっている。
同社はCSR活動の一環として、このサロマ大収穫祭への協賛支援を通じ、地域社会の人々とのつながりをさらに強いものにできるよう努めていく方針。