豊田合成は10月7日、名城大学 赤﨑勇教授(名古屋大学特別教授)および名古屋大学 天野浩教授のノーベル賞受賞にあたり、同社社長 荒島正氏のコメントを紹介した。
「このたびのご受賞を心よりお慶び申し上げます。
当社は、1986年から赤﨑先生のご指導を仰ぎ、1991年、世界に先駆けてGaN系青色発光ダイオード(LED)の開発に成功することができました。
その後も引き続き先生にご指導いただき、1995年には、事業化を成し遂げることができました。
LEDは低消費電力・長寿命といった特徴をもち、社会から『LED=省エネ』と大きな期待が持たれており、近年、電球や蛍光灯などの照明分野において急速にLED化が進むなどますますその適用分野が広がっています。
本年受賞の日本学士院賞・恩賜賞に続き、今回のノーベル賞受賞は、赤﨑先生がGaN系青色発光ダイオードの研究におけるパイオニアであり、その功績が認められたものでございます。当社としてもご功績を誇りに思うと共に、両先生の今後益々のご活躍を祈念いたします」