三井化学は10月７日、大韓民国ソウル市に10月１日付けで、「三井化学 韓国支社」を設立し、10月６日より営業を開始したと発表した。
機能樹脂を中心とした三井化学グループ製品の韓国におけるマーケティング拠点として、更なる事業拡大を図る。今回の韓国支社設立により、三井化学グループの韓国拠点は６拠点目になる。
韓国支社は大韓民国ソウル特別市龍山区葛月洞９２龍山ビル９階に所在。支社長は古川博之氏。連絡先は＋82―２―７０２―３１３４。
同社グループは、１９８９年の錦湖三井化学設立を皮切りに、韓国で５つの拠点を展開している。また、韓国は自動車ならびに電気電子分野における世界的トップメーカーを有する重要な市場であり、これらの分野に卓越したソリューションを提供する機能樹脂事業において特に重要な位置付けにある。今回、同社グループで６拠点目となる韓国支社を設立したことで、より現地に根ざしたマーケティング、情報収集、迅速な顧客サービスが可能となり、機能樹脂を中心として韓国における更なる事業拡大を図る。
また将来的には、同社グループ製品全体へマーケティング支援範囲を拡大するとともに、現地法人への移行を検討していくとしている。
