国内有数のゴムコンパウンドメーカーであるゼオンポリミクス(滋賀県大津市、山本誠社長)。その前身は、日本ゼオングループのゴムコンパウンド事業を担うため、1967年(昭和42年)に設立された近畿ゴム加工と東ゴム加工(埼玉県川越市)まで遡る。その後、2社は1989年に合併し、同社が誕生した。
今年、創立25周年を迎えた同社は、去る8月にグループ各社、委託先企業およびOBらを中心に約120名の出席を得て、大津プリンスホテルで記念式典を開催した。
山本誠社長は、25年の歩みを振り返り、「これからも厳しい経営環境に直面する事を考えると、今の大津一極体制は、経営資源を集中できるという観点で間違ってはいない」と述べている。
同社の14年度上半期(4~9月)は、ほぼ前年並みの販売を確保したものの、前年度下半期比では約10%減少した。
下半期については上半期並みの販売を見込んでおり、通期見通しでは、