トップインタビュー クラレプラスチックス 主要3事業で差別化戦略

2014年10月25日

ゴムタイムス社

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土木・住宅関連商材が好調なクラレプラスチックス。6月には保江真一氏が代表取締役社長に就任した。先端産業での長年の経験を持つ新社長に、今後の事業戦略などについて聞いた。

―社長就任の抱負は?

保江社長 親会社で、先端産業である液晶表示の素材(ポバールフィルム)を扱ってきた経験から、この業界は伝統ある成熟産業だけあって、事業環境変化のテンポは緩やかだと感じている。しかし、先端産業でも成熟産業でも、重要なのは顧客のニーズを把握すること。

情報を収集・活用し、何かでピカッと光る事業体を目指していきたい。

 

―今後の事業戦略について。

保江社長 当社では、「ゴム・化成品」「フィルム・ラミネート」「コンパウンド」の3つを事業の柱として、各々差別化戦略を進めている。

ゴム・化成品事業の中で、特に注力しているのが住宅用の換気ダクト。既存商品だけでなく、スペックを向上させた新製法でのダクトも扱っていく。また、9月には橋梁部や道路などの排水を促す排水促進導水パイプ「クラドリップ」を機能向上させ、発売を開始した。

施工の汎用性を高めているので、さらに

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