【ホース特集】十川ゴム 建築関連の需要が好調に推移

2014年10月25日

ゴムタイムス社

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 十川ゴム(大阪市西区、十川利男社長)の今期ホース事業は、ゴムホース、樹脂ホースとも家電(燃料電池)、住宅設備(フレキ)、一般機械(バンドレス)、食品(食洗)など各分野において新規品の立ち上げがあり、建機関係は昨年度より増加が続くなど、好調に推移。機構変更による自動車関係のゴムホース下落分をカバーして、前年比プラスの業績で推移した。

 「今後も新たな製品投入することで、更なる販売の増加を目指したい」(同社)とのこと。

 経営課題としては、生産品目の変化が起きても効率が落ちないような生産体制の確立、こまやかな生産調整による適正な汎用在庫量の確保、製品仕様や性能についても顧客の要望を大切にしたもの造りを行い、顧客が求める製品開発を進めることが挙げられる。

 「ホースやチューブ単体の開発に留まらず、両端の継手や相手部材も含めた研究開発を行うことが重要。社内だけでなく広く社外の技術協力も得ながら、複合的なものづくりを進めていきたい」(同社)としている。

 同社の注力製品である外層超高分子量ポリエチレン被覆高圧ホースPSL、PK、PZタイプは、

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