東和コーポレーションは10月22日、作業用手袋に関するネットアンケートを実施し、結果を発表した。
このアンケートは、毎日人々の手を守り続けている「働く手袋」にもっと関心を持ってもらうことを目的として制定した、「てぶくろの日(10月29日)」の活動の一環として、2010年より行っているもの。
アンケート結果によると、今年、作業用手袋が最も多く使われていた場面は、家庭での「園芸、家庭菜園」(29・5%)となった。また「園芸、家庭菜園」で最も多く使用されていた手袋は「背抜きタイプ」の手袋(43・6%)。「背抜きタイプ」とは、手袋の甲部分を残し、手の平側のみコーティングし通気性を良くした手袋。
また、作業用手袋を使う時に最も困っていること1位は、「細かい作業ができない」(22・3%)という結果。これを解決する為に工夫している事として、「なるべく、薄手のものを選ぶ」(47歳男性)、「先端をカット」(34歳男性)など、より使いやすいものを選んだり、自分なりに手袋を加工して使用されていることがわかった。また2位は「汗で手が蒸れる」(21・0%)ことで、「手袋を装着する前に手にベビーパウダーを付けている」という回答もあり、作業用手袋には高い作業性と、蒸れの改善が求められていることがわかった。
さらに、「今年、一番作業用手袋が似合うと思う有名人、著名人を挙げ、その理由も教えてください」という質問の結果は、男性部門は今年も「吉幾三さん(19票)」が1位を獲得。その理由は作業用品店のCMのイメージと答えた方が多く、「農業に使っていそう」という声もあった。また、女性部門も昨年に続き、「高木美保さん(22票)」が4年連続1位に選ばれた。「TVで拝見し農作業姿が素敵だった」という理由が挙げられている。また、昨年は4票だった「イモトアヤコさん」は、今年12票を獲得し2位にランクアップ。今年エベレスト登頂を断念し話題になった事もあり、「登山の時に必要そう」という理由が多く挙がった。
同アンケートは、日本在住の15歳~79歳の男女を対象に、10月26日~10月30日の期間、インターネットアンケート(調査会社に委託して実施)を行ったもの。有効回答数は本調査が300名(事前調査9991名)、回答者の性別は、女性が150名、男性が150名。