東北ゴム商組(秋保幸男理事長)は10月24日、仙台サンプラザ(宮城県仙台市)で商工懇談会を開催した。
あいさつに立った秋保理事長は「メーカーの皆様と組合の皆様にとって、一つでも新しい発見があることを願います」とあいさつした。
来賓あいさつでは、日本ベルト工業会を代表してブリヂストン化工品東日本の大野英慈氏が、また日本ゴムホース工業会を代表して弘進ゴムの三浦弘泰氏が、それぞれゴム・樹脂ベルト並びにゴムホースの直近の生産出荷状況を説明した。
引き続き、各支部の報告が行われ、秋田支部、山形支部、宮城支部、いわき支部、岩手支部の近況が説明された。
それによると、秋田支部は組合活動は実施していないが、年内には忘年会などを開催したいと考えており、その際は次年度の人事などを話合う予定と報告。岩手支部は市況について一部の企業を除き低迷が続いていると報告。
いわき支部は震災及び原発事故の影響が続いており、現在は組合活動はしていないが組合員と結束を高めるために今後は行事を行っていきたいと報告した。
宮城支部は3月にボーリング大会、8月にビアパーティーなどを行った。引き続き元気が出るイベントを実施していきたいと報告。
山形支部は新規会員を募るべく、山形市内の商社を対象に4月に懇親会を開催した。様々な意見が出たが、残念ながら新規会員増加には至っていないが、引き続きこのような活動を実施いていくと報告した。
石橋事業部長は今後も積極的に組合活動を実施し、他支部との横の展開でイベントを行っていきたいと報告をまとめた。 続いて参加メーカよりフリーテーマで状況報告が行われた。
カナフレックスは老朽化した下水道管路の中に、工場で生産された自立更生管をそのまま挿入し、管口処理を施すだけの管きょ更生工法「カナスリップ工法」と天然石を使用したパネル「カナストーン」を紹介した。
弘進ゴムは産業資材事業の健康産業部門から浴槽用滑り止めマット「オーバルリンク」を紹介。置くだけで設置でき、お湯に浮かず、沈むのが特徴。
三ツ星ベルトは遮水シートの歴史と共に、東北での使用事例を紹