【統計表2点あり】
10月の東京ゴム相場の推移を見ると、先限(15年3月限)の終値は月初には176円前後で推移し、3日に年初来安値となる173円80銭を付けたが、天然ゴム生産各国の価格維持政策を手がかりに上昇した。その後も弱材料が出尽くしたとの見方などから上昇基調が続き、月末には、終値では8月25日以来となる200円台を回復した。
当限(10月限)は160円台中盤からゆるやかに上昇し、184円50銭をつけて27日の納会を迎えた。
28日発会の新甫4月限は、190円台後半からスタートし、月末には200円台に乗せた。
今月下旬にはタイ、インドネシア、マレーシアの天然ゴム生産3ヵ国による協議が予定されている。同協議では