ブリヂストン 2輪車用タイヤを4製品同時発売

2014年11月07日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは11月5日、2輪車用タイヤブランド「バトラックス」において、スポーツ、サーキット、ツーリング、アドベンチャーの4領域でそれぞれ新製品を発売すると発表した。

 MotoGPテクノロジーを採用し、4製品合計15サイズで、2015年2月から販売を開始する。また、これにあわせて製品イメージ動画及び開発者のコメント動画を同社ホームページ上で公開するとしている。

 「バトラックス レーシング ストリート RS10」は、スポーツ走行性能を追求したタイヤ。新開発のゴムを採用し、コーナリング時のグリップ性能やトラクション性能、操縦安定性能を追求している。また、タイヤの剛性を最適化することで、路面の凹凸をスムーズに乗り越えることができ、操縦安定性能に貢献する。

 タイヤサイズは、フロント 120/70ZR17 M/C(58W)、リア 180/55ZR17 M/C(73W)、リア 190/50ZR17 M/C(73W)、リア 190/55ZR17 M/C (75W)、リア 200/55ZR17 M/C (78W)。

 「バトラックス レーシング ストリート RS10 typeR」は、RS10をベースにして、更にサーキット走行性能を追求したタイヤ。RS10よりグリップ性能を重視したゴムを採用し、リアにはMotoGPテクノロジーによって開発されたGPベルト採用している。

 タイヤサイズは、フロント 120/70ZR17 M/C(58W)、リア 180/55ZR17 M/C(73W)、リア 190/55ZR17 M/C(75W)。

 「バトラックス スポーツ ツーリング T30 EVO」は、ツーリング走行に適したタイヤ。新開発したゴムを採用し、リアの溝の配置を最適化。これによって、T30で好評の操縦安定性能や乾燥路面でのグリップ性能を維持しながら、濡れた路面でのグリップ性能を更に追求している。
 タイヤサイズは、フロント 120/70ZR17 M/C(58W)、リアは160/60ZR17 M/C(69W)、リアは180/55ZR17 M/C(73W)。

 「バトラックス アドベンチャー A40」は、人気の高まるアドベンチャー車両向けのタイヤ。オンロードだけでなく、さまざまな路面環境における高い走行性能を追求している。濡れた路面でのグリップ性能を追求したゴムを採用し、パタンを新開発した。更にタイヤの剛性を最適化することで、荷物を載せて走行する際でも、直進時と旋回時における安定性能を追求した。

 タイヤサイズは、フロント 110/80R19 M/C(59V)、フロント 120/70R19 M/C(60V)、リア 150/70R17 M/C(69V)、リア 170/60R17 M/C(72V)。

 「バトラックス」は、同社が公式タイヤサプライヤーを務める「FIMロードレース世界選手権シリーズMotoGPクラス」でも使用されている2輪車用タイヤブランド。ツーリング用からレース用まで、また小型バイク用から大型バイク用まで幅広いラインアップをそろえている。

 同社は2輪車用タイヤの同シリーズを始め豊富なラインアップで、今後もユーザーの快適なライディングをサポートしていきたいとしている。

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