【CMB特集】ノブカワ 売上重視から利益・効率重視へ

2014年11月08日

ゴムタイムス社

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 ㈱ノブカワ(東京都港区、野田明志社長)の14年度上半期の動向は、CMBの売上については計画比5%増と見込んでおり、押出し成形品は対前年度比でほぼ横ばいとなっている。利益については、4月の消費税率アップの反動と回復の遅れが響き、若干下がっている状態だ。

 今年6月代表取締役社長に就任した野田社長は、「利益・効率重視の経営戦略を進めたい」と今後の抱負を語る。こうした戦略を打ち出す背景には、売上の約7割を占めるCMBの価格競争の激化がある。安易な値下げが長期的に経営の弱体化を招くとして、同社では売上重視の戦略を見直し、効率性を高めることで利益を上げたいとしている。

 現在製品の輸出を行っていない同社では、国内需要をいかに取り込むかが経営戦略の要になる。市場の縮小傾向が続く中、まずは自社の生産・販売両面での効率アップとともに、

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