朝日ラバーの4~9月期 海外向け好調で営業益31%増

2014年11月11日

ゴムタイムス社

 朝日ラバーの2015年3月期第2四半期連結決算は、売上高は30億2500万円で前年同期比9・8%増、営業利益は1億5600万円で同31・6%増、経常利益は1億6600万円で同37・9%増、四半期純利益は1億400万円で同35・0%増となった。

 工業用ゴム事業では、機能製品であるRFIDタグ用ゴム製品の海外向けの受注が引き続き好調に推移した。また、ASA COLOR LED及びスイッチ用ゴム製品等の自動車関連製品の受注が海外向けを中心に増加。この結果、工業用ゴム事業の連結売上高は24億2300万円で同10・6%増となった。またセグメント利益は2億6300万円で同19・6%増となった。

 医療・衛生用ゴム事業では、プレフィルドシリンジ用ガスケット及び採血用・薬液混注用ゴム栓の受注が堅調に推移した。この結果、医療・衛生用ゴム事業の連結売上高は6億100万円で同6・9%増となった。また、セグメント利益は3500万円で同145・1%増となった。

 通期の連結業績予想は、売上高が60億5000万円で前期比6・6%増、営業利益が3億円で同4・8%増、経常利益が3億円で同1・3%増、純利益が1億8000万円で同11・8%増を見込んでいる。

関連キーワード: ·

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー