ブリヂストンは、11月21日から29日までの期間、中国の広州市で開催される「広州国際モーターショー2014」に出展すると発表した。
同ブースでは、同社グループが取り組む「イノベーションで一人ひとりを支える」をテーマとして、「イノベーティブな世界観」と「心地よい、おもてなし空間」をベースに、「環境」「安全・安心」「ワクワク」「プレミアム」のメッセージの下、3つのエリアに分けて同社グループの製品や技術を紹介する。
また、同社のブース内特設モニターでは、同社ブランド/技術イノベーションをテーマとしたグローバル統一広告である「ザ モーメント」及び「エコピア ウィズ オロジック」を見ることができる。
技術イノベーションゾーンでは、同社の技術イノベーションを代表する「ランフラットテクノロジー採用タイヤ」、これまでのタイヤとは全く異なる狭幅・大径サイズの「エコピア ウィズ オロジック」、タイヤ側面に張り巡らせた特殊形状スポークが荷重を支えることで、空気の充てんが不要となり、省メンテナンス性に優れるとともに、パンクの心配がなくなる「エアフリーコンセプト」を展示する。
「エコピア ウィズ オロジック」は、タイヤの大径化により接地部分の変形を抑制し、車両の燃費向上に関わる転がり抵抗を低減するとともに、狭幅化により走行時の空気抵抗も低減。更に、タイヤ進行方向に長い接地形状と専用パタンやコンパウンドを組み合わせることで、ウェット路面やドライ路面での高いグリップ性能も確保している。
「エアフリーコンセプト」は、タイヤトレッド部のゴムを含め、リサイクル可能な材料を使用し、資源の効率的な活用に貢献する。さらに独自技術により優れた低転がり抵抗性能を追求し、CO2排出量削減にも寄与することで、環境面と安全面において、より高次元でのサポートができるものと考えている。
プレミアムカテゴリー商品ブランドゾーンでは、同社のグローバルタイヤブランドであるポテンザ、トランザの代表的な製品を展示する。
コミュニケーションゾーン(おもてなし空間)では、ブース内への来場者をおもてなしするコミュニケーションゾーンを設置し、顧客のニーズに合った専門スタッフが対応する。
同社は、来場者が同モーターショーを通して、同社グループの考える「イノベーション」を実感してほしいとの考えだ。