外電によると、マレーシア外国貿易開発公社(MATRADE)は2011年7月のマレーシアの輸出高は592.4億リンギ(約1兆4,791億円)で、前年同月比で7.1%、前月比で2.4%増加となったと発表した。
輸入高は497.9億リンギ(約1兆2,432億円)で、前年同月比で2.9%増、前月比では0.4%減となった。貿易高は1,090.4億リンギ(約2 兆7,225億円)となり、前年同期比で5.1%、前月比で1.1%のそれぞれ増加となった。貿易収支は94.5億リンギ(約2,360億円)の黒字で、 165ヵ月連続。前年同期比で36.1%増加した。
7月の輸出先を国・地域別で見ると、中国がシンガポールを抜いてトップとなり、3~5位は日本、米国、タイの順。日本への輸出額は67.6億リンギ(約 1,688億円)で、前年同月比27.7%の大幅増となった。トップだった中国向け輸出は前年同月比で21.8%増、2位のシンガポール向けは1.3%マ イナス、4位の米国は14.9%減少した。
今年1~7月の輸出高は3,963.5億リンギ(約9兆8,960億円)で、前年同期比6.9%の増加。輸入高は3,277.5億リンギ(約8兆 1,832億円)となり、同8.7%の増加となった。貿易額全体は7,240.9億リンギ(約18兆790億円)で7.7%増となった。