14年1~9月の自動車タイヤ・チューブ 建設用除き生産量増加

2014年11月17日

ゴムタイムス社

 日本自動車タイヤ協会(JATMA)がまとめた14年1~9月の自動車タイヤ・チューブ生産、出荷、在庫実績によると、生産量の合計は84万193tで前年同期比0・6%減、国内出荷は41万4619tで同3・0%増、輸出出荷は43万1426tで同2・2%減となった。生産は9月単月では7ヵ月ぶりに増加に転じたが、累計ではわずかに及ばなかった。

 品種別の生産量は、トラック・バス用が19万5845tで同4・3%増、小型トラック用が11万421tで同1・3%増、乗用車用が39万6450tで同0・3%増、建設車両用が12万3675tで同12・2%減、産業車両用が4412tで同26・0%増、農業機械用・二輪自動車用・運搬車用・フラップ・リムバンドを含むその他用は9390tで同2・4%増となり、建設車両用以外の品種は増加となった。

 14年のタイヤ・チューブ生産は、前年より早い降雪の影響で冬用タイヤの需要が伸びたため、特に乗用車用が好調にスタートした。1~3月で見ると、

関連キーワード: