日本ミシュランタイヤは11月12日、新たに『ミシュランガイド 横浜・川崎・湘南2015 特別版』(日本語)を2015年春頃に発行すると発表した。
横浜・湘南エリアは、2010年の『ミシュランガイド 東京・横浜・鎌倉2011』の発刊時に横浜エリアと鎌倉エリアが対象となり、対象エリア内の星つきの飲食店・レストラン、宿泊施設が掲載された。その後、2011年『ミシュランガイド東京・横浜・湘南2012』発刊時には、エリアをさらに広げ、鎌倉を含めた湘南エリアが対象となった。
ミシュランガイドは、厳選した飲食店・レストランおよび宿泊施設を紹介するガイドとして、すでに100年以上の歴史がある。日本に同ガイドが登場したのは2007年で、アジアで初めてとなる『ミシュランガイド東京2008』が発行された。2009年には日本を対象としたガイドとして2冊目となる『ミシュランガイド京都・大阪2010』が発行された。これら2冊については毎年更新し、読者に最新の情報を提供している。また2012年11月には、ミシュランガイドとぐるなびとの連携で立ち上げた「ミシュランガイド・デジタル」が登場、来春には「クラブミシュラン」として新たに事業を拡大する。時代の変化やライフスタイルの変化に合わせるように、同ガイドも少しずつ変化をとげながら進化している。
『ミシュランガイド東京2008』の発刊から8年目を迎え、東京エリアを対象とする同ガイドから独立し、『横浜・川崎・湘南2015特別版』として発刊する。
同ガイドの専門調査員は『ミシュランガイド東京・横浜・湘南2014』に掲載されていたすべての施設(飲食店・レストラン、ホテル、旅館など)はもちろん、新たに候補となる施設も訪れ匿名で調査を進めている。同書には、今まで紹介できていなかった星はつかないがコストパフォーマンスが非常に高い調査員おすすめのお店である「ビブグルマン」のセレクションも掲載される。これまで対象となっていなかった、川崎エリアが対象となったことも特色のひとつ。
なお、同書の発行は日本語版のみで英語版の発行予定はない。
日本ミシュランタイヤ代表取締役社長のベルナール・デルマス氏は、「東京から短時間でアクセス可能で、自然や温泉なども魅力的なこれらのエリアで、今までの内容を充実させて新たなミシュランガイドを発行できるのは嬉しい。読者に親しまれ、同エリアの魅力を読者に発信できれば」と述べている。