自動車用ゴム部品メーカー6社の2015年3月期第2四半期の売上高は、自動車生産がタイで政変により減産となったものの、中国と北米で堅調、国内も消費増税前の駆け込み需要の受注残で一部生産が維持されたことから、豊田合成を除き、いずれも前年実績を上回った。自動車用部品事業では全社とも前年同期比でプラスになっている。
営業利益については、増収に伴いNOKとフコクが大幅増となる一方、残りの4社はタイの減産や海外拠点整備のコスト増などにより、いずれも前年同期に比べ2ケタ減となった。セグメント利益についても、ほぼ同様の結果となっている。
◆豊田合成
豊田合成の自動車部品事業の売上高は、