取材メモ ベルトエンドレスの輪が繋がった

2014年11月24日

ゴムタイムス社

 日本ベルトエンドレス工業会(野崎晃会長)にとって、空白だった北海道地区にベルトエンドレス工業会を立上げることが長年の懸案となっていた。

 今年6月の定時総会では、「まずは北海道で活動しているベルトエンドレス企業への参加要請から始める」ことが報告されており、その後、野崎会長を中心に、参加要請のお願い状を作成し、北海道地区のベルトエンドレス企業に送付していたという。

 最終的には直接要請も行うなど、粘り強い交渉を続けた結果、「まずは4社が名簿の掲載から入会する」運びとなった。

 同会への北海道企業の参加は、実に6年ぶりとなる。そのため、立上げというより「復帰」と表現する方が正確だろうか。

 野崎会長は「日本ベルトエンドレス工業会と名乗っている以上、北海道地区が空白地点になっているのが気にかかっていた。北海道は面積も広いため活動がしづらいなどの問題もあるだろう。ただ、これで文字通り〝日本ベルトエンドレス工業会〟となった」と、安堵感を滲ませた。

 こうしてベルトエンドレスの輪が繋がった。正式な報告は、来年の総会で行われる予定だ。

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