ブリヂストンは11月20日、市販で世界初となるトヨタ自動車の燃料電池車「MIRAI」に、新車装着タイヤ「エコピア」を納入すると発表した。
タイヤサイズは、215/55R17 94W。
同車両は、水素と酸素の化学反応によって作り出す電気によって、モーターを回して走る自動車で、走行中に水しか出さないため「究極のエコカー」と呼ばれている。今回装着される「エコピア EP133」は、「MIRAI」の特長である優れた環境性能の実現を果たすべく、新たに専用開発された。
同社の同ブランドは、安全性能や操縦性能などタイヤに求められる諸性能を高次元で維持しながら、転がり抵抗の低減を追求したタイヤブランド。1991年の電気自動車への装着をきっかけに、現在ではさまざまな車種に向けた商品ラインアップを取り揃えており、国内だけではなく、海外でも高い評価を得ている。
同社は今後も同ブランドの更なるラインアップの充実やグローバル展開、新車装着の拡大を積極的に進めていくとしている。