ベトナムラバーグループ(VRG)とJTC、加藤事務所は11月26日、都内で記者会見を行い、3社の合弁により天然ゴム販売会社「VRGジャパン」を9月にホーチミン市で設立し、11月末までに同市から営業許可を得る予定と発表した。
VRG製天然ゴムを、日本のタイヤメーカーとイラン・トルコ向けに販売する。
VRGはベトナム最大の天然ゴム生産会社、JTCは大阪市に本社を置く日本のゴム原材料化学品商社、加藤事務所は東京・日本橋兜町に本社があるゴム原材料化学品商社。
資本金は50万米ドルで、合弁比率はVRGが50%、JTC30%、加藤事務所20%。会長はVRGのボ・バン・タン部長、副会長はJTCの藤村達夫会長、社長は加藤事務所の加藤進一社長がそれぞれ務める。
会見にはVRGのボ・シ・ラック会長とタン部長、JTCの藤村会長、加藤事務所の加藤社長のほか、ベトナム大使館からグエン・バン・バー参事官が出席。加藤社長は、VRGジャパン設立の背景として、