住友ゴム工業は11月28日、同社の100%石油外天然資源タイヤ、ダンロップ「エナセーブ100」が「2014年『超』モノづくり部品大賞(モノづくり日本会議と日刊工業新聞社共催)」において、「ものづくり生命文明機構 理事長賞」を受賞したと発表した。
同大賞は、日本のモノづくりの競争力の源泉である部品や部材を対象に、「機械」「電気・電子」「自動車」「環境関連」「健康・医療機器」「生活関連」の6分野から、各分野の優れた企業を表彰するもの。
世界初100%石油外天然資源タイヤ、ダンロップ「エナセーブ100」は、同社の一般的なタイヤで約60%を占める石油や石炭などの化石資源由来の原材料の全てを独自技術で「天然資源化」し、タイヤラベリング制度における転がり抵抗性能「AA」を達成、さらに耐摩耗性能を19%向上させるなど、「原材料」「燃費」「省資源」という環境への負荷を全方向で低減している。
同社は、今回の受賞は、同社の環境負荷低減のための先進的な取り組みと、高い技術力が認められた結果であるとしている。