横浜ゴム　ブルーアースのミニバン専用タイヤを新発売

　横浜ゴムは12月１日、低燃費タイヤブランド「ブルーアース」のミニバン専用タイヤ「ブルーアース　ＲＶ―02」を２０１５年２月から発売すると発表した。

　同製品は従来品「ブルーアース　ＲＶ―01」の後継モデルで、国内タイヤラベリング制度において最高グレードのウェットグリップ性能「ａ」を獲得。ころがり抵抗性能は「Ａ」にランクされる。発売サイズは１９５／65Ｒ15　91Ｈ～２４５／35Ｒ20　95Ｗの全18サイズで価格はオープン。

　同製品は「低燃費で雨に強い」「ミニバンに起こりがちなふらつきと偏摩耗の抑制」「優れた静粛性」の３つに主眼を置いて開発した。コンパウンドには低燃費性能とウェットグリップ性能を高い次元で両立した専用「ナノブレンドゴム」を開発。従来品「ブルーアース　ＲＶ―01」のころがり抵抗性能「Ａ」はそのままに、ウェット制動距離を12％、ウェット操縦安定性を４％向上した。また、専用プロファイルや構造に加え、数々の独自技術を搭載した非対称トレッドパターンを採用。カーブやレーンチェンジ時のふらつきや偏摩耗を抑制して安定感のある走りを発揮するとともに、運転席だけでなく、２列目、３列目シートでも快適な会話を楽しめる優れた静粛性を実現している。

　「ＢｌｕＥａｒｔｈ」は「環境性能のさらなる向上＋人に、社会にやさしい」をテーマとした横浜ゴムのグローバルタイヤブランドで、優れた環境性能に加え、ドライバーや同乗者、周辺生活環境への負荷低減、「やさしさ」性能の実現を目指している。同新製品のほかに、環境フラッグシップタイヤ「ブルーアース―１　ＥＦ20」、ハイパフォーマンス低燃費タイヤ「ブルーアース―Ａ」、スタンダード低燃費タイヤ「ブルーアース　ＡＥ―01Ｆ」をラインアップしている。