業界トップシェアを誇るゴム・ケミカルズの専門商社、東京材料(東京都千代田区、柿沼秀一社長)。売上1000億円を目標とする新中計の進捗状況や、積極的な海外進出について、柿沼社長に聞いた。
◆14年の業績を振り返って
14年度上期(4~9月)の売上高は440億円、前年同期比8%増、経常利益は8億2500万円、同2%増で増収増益だった。
経営環境が厳しい中、樹脂の拡販と海外売上の拡大が寄与した。具体的にはフィルム、自動車用エンプラ、不織布用樹脂などが好調だった。
弊社の売上の4本柱は①日本、②中国、③タイ、④アメリカ。このうちアメリカ以外はよくなかった。特にタイは既存分が20%以上も落ち、又、中国も低調だったが、アメリカの
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