日本ミシュランタイヤは11月28日、新宿ワシントンホテルでリトレッドタイヤ(再生タイヤ)に関する情報をインターネットを使ってリアルタイムに利用できる新システム「e―Retread(イーリトレッド)システム」について記者説明会を実施した。
「e―Retreadシステム」は、リトレッドタイヤの販売店からのケーシング(使用済みタイヤ)の基本情報、同社のカスタマーサービスセンターから販売店に配送する出荷情報、工場における生産開始日と生産完了日などの生産情報という「回収・生産・配送」についての様々なデーターをインターネットを使いリアルタイムで共有できるWEBアプリケーションシステム。
また同システムは新品タイヤ製造時に刻印される固有番号である「セリアル」をIDとして、生産履歴など更新される情報を検索・確認が可能となっている。その上、更新され完結したデータは順次サーバーに蓄積されるため、実績データとしても活用できるのも特長だ。WEBを通じてデーターアクセスできるため、いつでもどこでもデータにアクセスできる利便性も兼ね備えている。
同システムは9月中旬から同社がリトレッド製造を委託している㈱髙瀬商会の協力で
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