「真のグローバル企業」に向け、経営改革を進めるブリヂストン。津谷正明CEOと西海和久COOは、年末定例記者会見で14年を振り返るとともに、タイヤ事業と化工品事業に対する基本的な考え方を述べた。
◆14年を振り返って、100点満点で評価すると。
津谷CEO 今年は90点か。いろいろなことがあったが、その中でグローバルなチームで経営改革を行ったところ、ずいぶん進んだと思っている。
グローバルEXCO、グローバル経営執行会議という形ができたし、新しいSBUも立ち上げた。ガバナンス体制も経営諮問委員会という形で進めるなど、経営改革でいくつか手応えがあった。
足りなかったのは、
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