ブリヂストン エコプロダクツ2014に新技術で出展

2014年12月08日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは12月4日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で12月11日から13日までの3日間にわたり開催される日本最大級の環境展示会「エコプロダクツ2014」に、ブースを出展すると発表した。

 10回目となる今回の出展テーマは、同社グループが「環境宣言」に掲げている「未来のすべての子どもたちが『安心』して暮らしていくために…」だ。同社グループは、事業が世界に与える影響の大きさを認識し、「事業と環境の両立」に向けた様々な活動を3つの領域「自然と共生する」「資源を大切に使う」「CO2を減らす」において展開している。同社ブースでは、こうした環境への取り組みを来場者に紹介する。

 主な展示品は、エコピア・ウィズ・オロジック、エアフリーコンセプトなど。

 タイヤサイズをこれまでに無かった狭幅・大径化することで、低燃費と安全性を高次元で両立する同社の独自技術が「オロジック」だ。同技術を搭載したタイヤは、BMWグループが開発した革新的な電気自動車「BMW i3」に新車装着されている。ブースでは、「BMWi3」の実車とともに「エコピア・ウィズ・オロジック」を展示する。

 「エアフリーコンセプト」は、タイヤ側面に張り巡らせた特殊形状スポークが荷重を支えることで、空気の充てんが不要で、省メンテナンス性に優れ、かつ、パンクを心配する必要が無くなる非空気入りタイヤ。特殊形状スポークの材質に熱可塑性樹脂を採用、タイヤトレッド部のゴムを含め、リサイクル可能な材料を使用し、資源の効率的な活用に貢献する。さらに独自技術により優れた低転がり抵抗性能を追求し、CO2排出量削減にも貢献することで、 より環境と安全を高次元で達成することが可能としている。同製品は、「TOYOTA COMS」の実車とともに展示する。

 同展の会場は東京ビッグサイト東ホールで、同社ブースは東4ホール。入場料は無料。主催は産業環境管理協会、日本経済新聞社。
詳細は、http://eco―pro.com/2014/

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