住友ゴム工業は12月5日、神戸本社において11月28日、「第6回CSR表彰式」を開催したと発表した。
CSR表彰は、職場や個人が取り組んだCSR活動の成果を表彰することで、CSR活動への理解と関心を深め、活動を拡大することを目的として実施するもの。同社グループ各社・職場および全社員を対象とし、「環境貢献部門」と「社会貢献部門」の2つのカテゴリーを、それぞれ「職場の部」「個人の部」に分けて活動の評価を行った。
6回目となる今回は、国内外グループ各社から30件の応募があり、その中から、活動の継続性や規模・影響の大きさ、自主性・努力度などを評価し、最優秀賞4件、優秀賞10件、奨励賞9件を決定した。
「第6回CSR表彰」最優秀賞受賞者は、環境貢献部門の職場の部が、スミラバータイイースタンコーポレーション(タイ)で、環境勉強会開催による環境保全意識の向上への取り組みとして、操業以来、地域住民と一緒にさまざまな環境改善活動を実施した点で受賞に至った。また、東京本社は「チーム エナセーブ 未来プロジェクト」活動として、日本ユネスコとの協働事業として、「100年後の子どもたちのために」をコンセプトに環境貢献活動を推進した点につき、同じく受賞した。
社会貢献部門の個人の部最優秀賞は、スミトモラバータイランドのナワポーン・シチサン氏で、災害の被災者、老人、貧困者をサポートするボランティア活動タイの津波時の救援活動として、シンガポールでの調理や給仕のサポート、パキスタン・日本の震災時に災害救援活動を実施した点で受賞した。また、ダンロップタイヤ四国 タイヤセレクト高知朝倉店の壬生周吾氏は、人命救助活動として、適切な判断で遊泳中の小学生を救助した件で受賞に至った。
同社グループは、これからもグローバル企業としての社会的使命を果たすために、広く地域・社会に貢献し、期待され信頼され愛される企業として新しい価値を創出し、持続可能な社会の発展に貢献していくとしている。