フコクは12月5日、東京・茅場町の東京証券会館で決算説明会を開催し、齋藤祐二経営企画部長が説明を行った。
15年3月期第2四半期の連結売上高は345億9300万円で前年同期比7・3%増、営業利益は21億5300万円で同43・0%増、経常利益は23億8000万円で同30・4%増、四半期純利益は16億5200万円で同18・1%増。
売上高は、国内では消費増税前の駆け込み需要の反動はあったものの、当初予想していたほどのインパクトはなく、受注が上振れした。海外の受注は、タイの減産の影響はわずかに留まり、グループ全体では好調に推移。さらに円安の影響で、海外子会社の業績の円換算が押し上げられた。
経常利益は主に受注の好調を受けるとともに、為替差損益もプラス方向に働き、当初の予想を大幅に上回った。
地域別売上高では、日本が最も大きく227億6700万円、次いでアセアンその他地域が75億3800万円、以下、中国地域が48億3800万円、韓国地域が47億9200万円、北米・欧州地域が17億7900万円だった。ただし、北米・欧州地域は、