ブリヂストンは12月8日、サーキット走行などの本格的なスポーツドライビングで性能を発揮、「ポテンザ」史上最速を実現した新製品「RE―71R」を2015年2月2日より順次発売すると発表した。
発売サイズは41サイズ。うち3サイズは4月発売予定。
今回発売する「RE―71R」は、同社独自技術「アルティメット アイ」を駆使し、サーキット走行で想定されるタイヤの動きを細部まで計測。この結果を基に、サーキット走行での性能を最大限に発揮すべく、モータースポーツ用タイヤ開発で培った技術により、路面との接地性を高めることでハイグリップを発揮する新開発のゴムを採用した。このゴムにより路面に吸い付く様にグリップすることが可能となり、従来以上の高いグリップ力を発揮する。
更に路面と接地する面積を最大限確保する新パタンを採用することで、サーキット走行で重視されるドライ路面でのグリップ力、コントロール性を高次元で両立。これにより従来品「RE―11A」と比べ、サーキット走行時の最速ラップタイムにて、1・4%の短縮を実現している。
同社の「ポテンザ」は「ポテンザ RE71」が、1986年に国内タイヤメーカーで初めてポルシェ、フェラーリに新車装着されたことをきっかけに、現在はハイパフォーマンスカーのオーナー、スポーツ走行愛好層など多くの顧客に好評を得ているスポーツタイヤブランド。今回の新製品は現在も顧客から愛されている「RE71」の性能、情熱を引き継ぐという意味を込め、「RE―71R(R=Racing)」と名付けている。
同社は、「ポテンザ」の商品ラインアップを更に充実させることで、「走り」に対する深いこだわりや多様化したニーズに応え、より多くの顧客に「ポテンザ」を愛用してもらいたいとしている。