神島化学工業の2015年4月期第2四半期連結決算は、、売上高は105億6800万円で前年同期比13・4%増、営業利益は3億5900万円で同13・3%減、経常利益は2億9900万円で同12・0%減、四半期純利益は2億7500万円で同27・0%増となった。
売上高は、上期としては過去最高となった。
建材事業においては、住宅ローン減税の拡充などにより、消費税増税の影響緩和が期待されたが、駆け込み需要の反動減が続いており、新設住宅着工件数は平成26年3月から7ヶ月連続で前年同月を下回る状況だったが、新商品の拡販や新規取引先の営業推進に取り組み、売上高は75億7300万円と同12・0%の増収となった。しかし、セグメント利益は原材料コストの高騰等から1億5100万円と同54・1%の減益となった。
化成品事業においては、国内外の需要が堅調に推移したことにより、売上高は29億9500万円と同17・1%の増収となり、セグメント利益も4億3800万円で同43・5%の増益となった。
通期の連結業績予想は、売上高が198億円で前期比1・3%減、営業利益が5億6000万円で同26・3%減、経常利益が4億5000万円で同27・3%減、純利益が3億5000万円で同2・8%減を見込んでいる。