創立80周年を迎えた西川ゴム工業。西川社長に、14年を振り返ってもらうとともに、海外市場の現況や経営課題、来季の抱負を聞いた。
■14年の業績について
去年、一昨年と連結で過去最高利益を続けさせてもらったが、今年度は売上は増加しているが、利益面では、特にメキシコ、インドネシアが操業開始したばかりで、量産開始に伴う費用が増加したことなどがあり、減益となった。
国内売上では、第一四半期は前年並だったが、第二四半期では微減に、第三四半期でもマイナス基調が続いている。若干、操業度が思わしくない。
国内の減益の要因としては、原材料費や電気料金などのユーティリティーコストが上昇していることも挙げられるが、やはり、
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