創業百十余年、ゴム・樹脂の生産メーカーとして配合・接着・加工技術を生かし、顧客ニーズに応えてきた明治ゴム化成。就任4年目を迎える岩崎社長に、最終年となる中計(第Ⅰフェーズ)の進捗状況や今後の事業戦略を聞いた。
◆14年を振り返って
4、5月に消費増税の反動があり、3月に売上が膨らんだ分、内需の落ち込みが大きく、国内では生産性を上げて代理店との連携を強化した。
海外では米国が好調。欧州は引き続き低迷し、中国や新興国は景気が減速。その中で、海外ネットワークを使った生産の最適化を図ってきた。
14年度上期(4〜9月)は、売上95億4400万円、営業利益1億3700万円となった。
◆各事業別の動向は
自動車部品事業は、売上微増。北米向け製品の一部を関係会社フレキシテックのメキシコ工場に移管したほか、インドネシアとタイで需要が低迷。中国は好調を維持している。
印刷機材事業は
全文:約1347文字