14年度に、「技術力を活かした新製品開発」を柱とする中期3ヵ年経営計画をスタートさせた入間川ゴム。経営環境が目まぐるしく変化する中、細井達男社長に中計の進捗状況および今後の事業展開について聞いた。
◆14年を振り返って
2、3月は消費増税の駆け込み需要から10%ほど販売が増加し、その反動が4~6月に響いた。7~9月はいくらか需要が戻り、本格的な景気回復を期待したが、10~12月は思ったほど伸びなかった。
年間で均してみると、前年に比べてやや良かった程度で、あまり冴えた年ではなかった。
◆具体的な動向について
14年春に、フタル酸フリーの環境対応2製品を上市した。もともと
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