BASF シンガポールに人材育成施設を開設

2014年12月17日

ゴムタイムス社

 BASFは12月8日、シンガポールのロチェスター20にてアジア太平洋地域における人材育成施設である「BASFラーニングキャンパス」を開設したと発表した。

 この施設はロチェスター20初の人材育成施設。同社は、シンガポール貿易産業兼国家開発担当上級国務大臣リー・イーシャン氏、駐シンガポールのドイツ連邦共和国大使であるマイケル・ウィッター氏を招き、同社本社取締役会副会長のDr.マーティン・ブルーダーミュラーとともに開設式を行った。

 「BASFラーニングキャンパス」はシンガポールのロチェスターパーク内の人材&リーダーシップ開発区域に位置する。同施設は、BASFのアジア太平洋地域の社員にグローバルリーダーシップおよびビジネス関連プログラムを提供し、同地域におけるBASFの成長戦略の達成を目標に掲げている。1000万シンガポールドル(600万ユーロ)をかけた同施設は3棟の歴史的建造物を利用し、敷地面積は屋内外合わせ6300㎡。同施設は同社の事業開発とイノベーションをさらに発展させるプラットフォームの役割を果たす。

 2013年12月31日時点で、同社はシンガポールの713名の社員を含め、アジア太平洋地域で1万6000人以上の社員を有している。

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