東洋ゴム工業は12月17日、2015年8月1日に創立70周年を迎えると発表した。
同社は1945年(昭和20年)8月、第二次世界大戦が終わりを告げる直前に設立。現在、自動車用タイヤを中心に、自動車用防振ゴムやウレタン製品、工業用ゴム製品など独自の技術をベースに、幅広い製品群を開発、製造し、100を超える国や地域で事業を展開している。
同社は今回、70周年記念ロゴを制作した。数字の7を「将来への飛躍を右肩上がりに伸びる矢印」としてイメージし、数字の0は「つながるチームワーク」を表現している。今後、70周年を迎える感謝の意を伝えるために、制作するカレンダーや広告物などさまざまなアプリケーションにこのロゴを使用していく予定。
また、同社は70周年を機に新本社ビルを兵庫県伊丹市に建設し、8月に社屋を移転する。戦略事業のグローバル展開強化と迅速な意思決定による経営のスピードアップを図るため、経営機能の集中による充実化と、社内の一体感、機動力をさらに高め、持続的・革新的成長をめざしていくとしている。