「グローバルベースでのコスト競争力の強化と、海外生産拠点の拡充」を推進する山下ゴム。石川常夫社長に今後の事業戦略について聞いた。
.―14年を振り返って。
14年度第2四半期連結決算は、主要顧客であるホンダの完成車販売が全世界で順調に拡大したことから、売上高は315億7000万円、前年同期比3・8%増の増収となり、経常利益は生産移管に関る一過性のコストが影響し、3億7100万円、同80・9%減となった。
ホンダの全世界での完成車生産台数は上期が225万台の前年比7・2%増となり、同社の海外子会社の業績がいずれも順調に推移した。
減益については
全文:約1451文字