横浜ゴム　中国のタイヤ生産拠点で第三期植樹祭

　横浜ゴムは12月25日、同社の中国のタイヤ生産販売会社である蘇州優科豪馬輪胎有限公司が11月1日、江蘇省蘇州市高新区にある同社工場敷地内で「ＹＯＫＯＨＡＭＡ千年の杜」プロジェクトの第三期植樹祭を開催したと発表した。

　当日は、同社の森本剛央総経理と工場従業員約１００名に加え、中国事業統括会社である優科豪馬橡膠有限公司の近藤成俊董事長・総経理、中国の工業用品販売会社である上海優科豪馬橡胶制品商貿有限公司の五十嵐稔董事長が参加した。また、蘇州市高新区の環境保護局および環境保護協会の関係者なども出席し、土地に適した５種の苗木を約１５００本植樹した。

　同社はトラック・バス（ＴＢ）用タイヤ生産拠点として２００６年４月に設立された。さらに、新たに乗用車用タイヤを生産するとして、ＴＢ用タイヤ工場隣接地に新工場を建設し、今年４月から生産を行っている。今回の第三期植樹祭はこの新工場の敷地で行われた。今回の植樹で同社の植樹累計本数は８６５０本となり、植樹面積は約１６００平方メートルに達した。また、同社を含めた中国子会社５社がこれまでに植樹した累計本数は３６１４０本となった。

　横浜ゴムは、創業１００周年にあたる２０１７年までに国内外の全生産拠点に50万本を植樹する同プロジェクトに２００７年から取り組んでいる。今回の植樹により、同社グループ全体の植樹累計本数は約36万本となった。