15年度からスタートする中期3カ年計画で、親会社の長瀬産業との連携強化によるグループ力の総合活用を図る東拓工業。福永誠次社長に中長期経営ビジョンを聞いた。
◆2014年を振り返って
非常に変化の大きな年であったと思う。13年度が非常に良かったこともあり、これにどれだけオンできるかが課題であった。上期実績では4月の消費税増税後の反動懸念があったが、さほど大きくは落ち込まなかった。工業用品ホースの売上高については2~3%の上積みが出来たが、土木資材、電設資材を含めた全社的には前年並みにとどまった。
13年2月に橋梁関連資材の需要増大に対応するため建設した沖縄工場
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