【新春トップインタビュー】クレハエラストマー 白枝照基社長

2015年01月13日

ゴムタイムス社

 シートメーカーとして14年から汎用ゴムシート製品全てを環境対応品に置き換え、意欲的に市場開拓を進めるクレハエラストマー。白枝照基氏に14年を振り返りつつ、15年の抱負などについて話を聞いた。

―14年を振り返って。

 消費増税の引き上げによるピークが3月に訪れた後、その反動が9月まで影響したため、上半期(14年4月1日~9月30日)売上は前年同期比横ばい、利益に関しては微減であった。また原油、電力、ナフサなどユーティリティ費用するなどの影響もあったと言える。通期の見通しは、上半期は堅調だったが、どうしても1月、2月などは日数を少ないため、前年並みだと見込んでいる。

 ―部門別の業績は。

 シートの事業は、汎用シートは堅調に推移し、特定ユーザー向けの特殊ゴム板には波があった。一方、マイニング機品事業に関しては、震災復興などの需要が増えている。製鉄関連業界

全文:約1549文字

関連キーワード: