【新春トップインタビュー】加藤産商 加藤達男社長

2015年01月13日

ゴムタイムス社

 

 メキシコに現地法人を新設し、グローバル化への対応をさらに加速する加藤産商。14年を振り返りながら15年の需要動向や事業戦略などについて加藤社長に聞いた。

―14年を振り返って。

 14年9月期の業績は、売上高が376億円で前期比10・9%増、営業利益が3億6000万円で同13・9%増、経常利益が5億4200万円で同6・5%減となり、増収減益となった。売上に関しては、原料価格が高騰したことに加え、全体的に取引量が増えた。また13年に落ち込んだ中国の輸出量も回復している。減益の要因としては、昨年度は為替差益が多く発生したが今年は為替差益が通常に戻ったため。

 グループ合算業績は、売上高が513億円で、目標の500億円を上回った。前期比では国内10・9%増、メキシコを除く海外8社で

 

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