ブリヂストンは1月8日、乗用車用「レグノ GR―XI」を2月20日から、ミニバン専用「レグノ GRVⅡ」を4月1日から発売すると発表した。
同2製品は、静粛性、乗り心地、運動性能などタイヤに求められる諸性能を高次元でバランスさせた同社のプレミアムブランド「レグノ」において発売される。発売サイズは「GR―XI」が30サイズ、「GRVⅡ」が10サイズ。
同社の「レグノ」は1981年の発売以来、静粛性や乗り心地、運動性能などを高次元でバランスさせた、同社を代表するブランドのひとつとして、多くの顧客に好評を得ていた。
今回発売する「レグノ GR―XI / レグノ GRVⅡ」は、滑らかな路面から荒れた路面まで「路面ごと」に異なる「気になりやすいノイズ」を低減する新技術を搭載。タイヤ踏面部の溝の中で発生したノイズを低減する「ダブルブランチ型消音器」や路面からの振動を抑え車内へのノイズの伝わりを抑制する「ノイズ吸収シートⅡ」により、従来品と比べ騒音を低減し優れた静粛性を実現している。
更に同社独自技術「アルティメット アイ」を駆使し、車種別に異なる、タイヤに求められる性能を高次元でバランスさせている。「GR―XI」はタイヤ接地面に発生するコーナリング時の力を計測し、その結果を基にセンター部の接地性を向上させることで、高い操縦安定性を実現。これにより、静粛性を犠牲にすることなく、車両のふらつきを最小限に抑えることで優れた乗り心地を実現している。
また「GRVⅡ」は、ブレーキ時の力を計測し、その結果を基に踏面部のブロック剛性と排水性を最適化することで、従来品「GRV」と比べ、転がり抵抗を18%低減、ウェットブレーキ停止距離も14%短縮している。
なお、今回の新製品発売を機に、「レグノ」のキャッチコピーを「あなたの知らない、本当の走りに出会う。」に変更し、新たなコミュニケーションを展開する。同社は、「直進安定性能」「ドライ性能」「ウェット性能」「静粛性能」「快適性能」「環境性能(低燃費性能・耐摩耗性能)」の6つの性能を高い次元でバランスさせた「レグノ」を、より多くの顧客に愛用してほしいとしている。