【新春トップインタビュー】北星ゴム工業 米屋慎一代表取締役社長

2015年01月18日

ゴムタイムス社

 自動車部品および建築関連の新製品が市場に着実に浸透し好調を示す北星ゴム工業。米屋社長に、14年を振り返ってもらうとともに、現況や経営課題、来季の抱負を聞いた。

 ――14年度を振り返って

 売上高は前期比16%増の79億2000万円となり、リーマンショック前の売上高は80億円だったため、過去2番目の売上まで回復した。経常利益も増収増益となった。増収増益要因としては、14年3月までの消費税引き上げの駆け込み需要のほか、弊社がこれまで拡販に努めた新製品がようやく軌道に乗り始めた。その結果、その2つが相まって増収増益の結果となった。

――足元および通期の需要動向について

 14年4月以降消費税の引き上げなどで消費が鈍化していると言われているが、弊社としては、これまで種まきしてきた自動車部品および建築関連の新製品が市場にでた結果、需要は大きく伸びたので、さほど影響は受けなかったと言える。

 通期に関しては、下半期が各自動車

全文:約1528文字

関連キーワード: