ブリヂストンは1月9日、優れた運動性能を追求することにより、顧客に走りの楽しさを提供する新製品「ポテンザ アドレナリン RE003」を3月2日から順次発売すると発表した。
発売サイズは15インチから20インチまでの32サイズで、スポーツカーのみならず、セダンやミニバンなどを使用する、スポーツ志向の高い顧客のニーズに対応する。
同製品は、モータースポーツ用タイヤ開発で培った、高いブロック剛性と排水性の両立を図った新パタンを採用することで、高速走行時から通常の街乗りに至るまで軽快なハンドリング性能を発揮、顧客にスポーティーな走りを提供する。また乾いた路面のみならず、濡れた路面でのグリップ力も高度に追求したシリカ配合ゴムを採用、これにより雨の日のドライブもサポートする。
同社のスポーツタイヤブランド「ポテンザ」の「アドレナリン」シリーズは、日本のみならず、ヨーロッパやアジアなど世界の多くの地域で、スポーツ志向の顧客を中心に高い評価を得ている。
同社は、「ポテンザ」の製品ラインアップを更に充実させることで、「走り」に対する深いこだわりや多様化したニーズに応え、より多くの顧客に「ポテンザ」を愛用してほしいとしている。
「ポテンザ アドレナリン RE003」は、スポーティーマインドを刺激する機能とデザインを両立している。
ウェット性能では、モータースポーツ用タイヤの開発過程で生まれた波状デザイン「パルスグループ」を採用し、高い排水性を確保して耐ハイドロプレーニング性能にも配慮した。
ドライ性能では、ショルダーブロックを溝で寸断しない「コネクションブロック」の採用で、高い合成を確保し、コーナリングでのパワフルなトラクションを追及。3本の主溝に加えOUT側にスタイリッシュなリブ溝を配置した「トリプルハーフグループ」により、太いセンターリブが高い剛性を確保し、クイックな初期応答性を実現した。
また、ブロックごとに丸みを設定した新形状の「接地圧最適化ブロック」を採用し、接地圧を均一化することで偏摩耗を抑制した他、剛性を確保しながらタイヤ全体の重量を最適化した「NEWバランス形状」の採用で、高いレベルの操縦安定性能とハンドリングレスポンスを実現した。
さらに、新「Adrenalin NEWコンパウンド」の採用により、ドライ路面での高い操縦安定性能を実現するとともに、シリカ配合コンパウンドがウェット路面での操縦安定性向上に貢献している。