日本ゴム工業会は1月23日、2014年の新ゴム消費量見込みと15年の消費予想を発表。14年の新ゴム消費量見込みについては、139万1300tで前年比0・5%減、15年は137万2700tで同1・3%減との予想を示した。
14年のゴム工業の新ゴム消費量は、年初は前年からの金融・財政政策による景気回復と、消費税率引き上げ前の駆け込み需要により伸びていたが、4月以降は駆け込み需要の反動で、前年水準を下回る製品が増加した。
この結果、自動車タイヤと自動車向けを中心とした工業用品の国内生産がマイナスとなり、3年連続で減少する見込みとなった。過去最高となった07年と比べると、17・1%の減少となる。
●タイヤ類
15年の主要製品別の新ゴム消費予想では「自動車タイヤ・チューブ」と「その他のタイヤ類」を合わせた「タイヤ類」は、111万8530tで前年比1・5%減となった。
自動車タイヤ・チューブのうち、