東洋ゴム工業は1月28日、中国でのTOYO TIRESブランドの漢字表記および現地連結子会社の商号の変更を行ったと発表した。
社名が変更となったのは、上海市で中国におけるタイヤ販売を行う通伊欧輪胎(上海)貿易有限公司、江蘇省で乗用車用タイヤの製造を行う通伊欧輪胎張家港有限公司、山東省でトラック・バス用タイヤの製造を行う通伊欧輪胎(諸城)有限公司の3社。
同社は、2007年10月にグローバル統一したコーポレートブランド「TOYO TIRES」の中国における漢字表記を、意味を重視してこれまで用いてきた「東洋輪胎」から、読み(音)での伝達を重視した「通伊欧輪胎」へと変更した。
今回のブランド表記(漢字)の変更に伴い、中国に所在する当社タイヤ事業拠点では、これに合わせて社名の変更を行った。また同時に、中国におけるタイヤ販売体制の合理化と効率化を目的として販売部門の統合を行い、本年1月より、通伊欧輪胎(上海)貿易有限公司(旧・東洋輪胎(上海)貿易有限公司)が張家港工場(江蘇省)で製造する乗用車用タイヤに加え、諸城工場(山東省)で製造するトラック・バス用タイヤの販売を担っている。